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仕事をゲーム化するゲーミフィケーション:ゲーム感覚でフロー状態に入るには?

投稿日:2020年11月9日 更新日:

 

ゲームってコスパ最強の娯楽だと思います。

どうも、キリューです。

 

仕事をゲーム化させる最新研究、

ゲーミフィケーションを解説していきます。

 

今回で4回目ですが、この内容だけでも実践できるので大丈夫です。

この内容をみて、もっと他のテクニックを知りたい人はそちらもどうぞ。

 

仕事をゲームのように楽しみたい人

普段の仕事がつまらない人

 

こんな方にオススメの内容です。

 

 

 

【ゲーミィフィケーションの基本〜フロー、影響、サンクコスト】

ゲーミフィケーションは13の基本要素からなっています。

 

今回は11~13までを解説します。

ゲーミフィケーションの基本要素11~13

11.フロー(ゾーンに入る)

12.影響(行動の影響を考える)

13.サンクコスト(注ぎ込んだコストを可視化する)

 

順番に解説していきます。

 

仕事をゲーム化するゲーミフィケーション11.フロー(ゾーンに入る)

フロー状態とは、”集中の先の世界”とも言われ

ゾーンとも呼ばれるかなり集中されている状態のことです。

 

仕事でフロー状態になれれば、まさに最強な気がしますが、

最近の研究では、フロー状態になれる条件が解明されてきています。

 

 

ゲーミフィケーションにおいて、

フロー状態は1番大切な基本要素とされているので、

これはできるようになりたいですね!

 

「フロー状態の9つの条件」

 

①明確な目標

②選択と集中

③没頭

④時間圧縮

⑤結果のフィードバックが早い

⑥難易度の最適化

⑦コントラリビティ

⑧活動そのものへの喜びを感じれるか

⑨邪魔の無い環境

 

上記の9つです。

簡単に解説します。

 

①明確な目標

「ここまで行ったらクリア!」

 

このポイントを明確にしてみましょう。

 

フロー状態に入るためには、1つのステージを越えて行く感覚が大事だそうです。

 

仕事やビジネスは始まりはありますが、

明確な終わりは無いものが多いですよね。

 

だからこそ、達成感とフロー体験をつくるために

明確なゴール設定が必要だといいます。

 

オススメのゴール設定

・ヘミングウェイ方式

→ 10ページ脚本を書き終わるか 5時間椅子に座り脚本を書き続けるか

 

・2つのゴール方式

→「これが出来なくても、これさえ出来てればOK」

 

②選択と集中

基本的にやることすべてのことにフロー状態になることは出来ません。

 

なので、大切なのは”やらないこと”を決めて

1つの方向に集中する感覚が大切です。

 

ポイントは、自分のやることが1つの目標につながっていること。

 

たとえば、

「将来は独立して食べていきたい。」

「そのための勉強として副業と仕事をいまは頑張っている!」

 

片方をイヤイヤやっていると、フロー状態に入るのはむずかしいです。

 

 

③没頭

没頭とは我を忘れて忘れて夢中にやっている状態です。

 

みなさんも、気づいたらずっとやっていたときはありませんか?

 

たとえば、面白い映画を観たときの感覚は

それに近いそうです。

 

映画を観ているとき、”映画を観ている自分”を意識してないですよね。

 

逆に言えば、自分を意識できているということは

没頭できていないということです。

 

④時間圧縮

これは、没頭と似ていますね。

時間があっという間に過ぎたという感覚です。

 

時間圧縮はフロー状態で1番わかりやすいので、

自分がどの作業でフロー状態に入ったかのチェックに使えると思います。

 

具体的なテクニックとして

「時計をみない」というのをオススメします。

時計を何度もみると、フロー状態に入ることは出来ません。

 

また、時計をみることで

「自分はこの仕事がつまんないんだ、、、」

というのを暗示してしまう効果があるので注意です。

 

⑤結果のフィードバックが早い

自分がやったことに対して結果が出やすい状況はフロー状態に入りやすいです。

 

ゲームとかでも、すぐ結果が出ますよね。

 

没頭できる人は先のことを考えない傾向があります。

 

とにかく目の前に集中するのが大切だそうです。

 

「このあと、何をしよう?」

こう考えながら作業する人は、フロー状態に入るのはむずかしいです。

 

⑥難易度の最適化

自分が成功できる確率が50%くらいだと、

人間は1番燃える感覚になるそうです。

 

逆に80%以上間違えるのはモチベーションがわかないことがわかっています。

 

ちなみに、多くのギャンブルは50%の確率で行われています。

 

この50%という数字が1番没頭しやすい確率なので

これくらいの難易度の仕事をやってみるのがいいですね。

 

⑦コントラリビティ

自分で状況をコントロールできていると人はやりがいを感じます。

そちらの方が工夫の余地があるので、人は没頭できるんだそうです。

 

人間は人から「やれ」と言われたことにモチベはわかないですよね

 

たしかにそのとおりだと思います。

学校の勉強がつまんないと感る人が多いのは、これが原因かもしれませんね。

 

対策としては、やること自体は指示でやっても

”やり方”は自分でコントロールするということ。

 

せめて、仕事や勉強の進め方を自分で工夫できないと

一瞬で飽きます。

 

ここだけは、自分で設定するように工夫してみてください。

 

⑧活動そのものへの喜びを感じれるか

達成も大事ですが、フロー状態に入るためには

プロセスも楽しいことが大事だそうです。

 

過程も楽しい方が、達成したときも楽しいですよね。

 

ゲームでも、ラスボスを倒すときに、緊張感がある戦いがあるから楽しい気がします。

 

ラスボスがただ立っているだけのサンドバッグ状態でクリアしたも

なにも楽しくないのと同じですね。

 

人間は結果もほしいが、それと同じくらい過程楽しみたい性質があります。

 

めんどくさい仕事でも「この仕事の過程で、こんな能力が手に入る」

こんな感じに過程に意味を与えると、フローに入りやすいので、

そこを考えてみるのもいいですね。

 

もし何もしなくても労働収入分が毎月口座に振り込まれるなら今の仕事を続けますか?

自分の仕事に喜びを感じているかをチェックする質問で

こんな質問があります。

 

これの答えがイエスなら、仕事に喜びを見つけれているそうです。

 

答えがノーなら、いまの仕事を考え直した方がいいかもしれません。

 

⑨邪魔の無い環境

これはよく言われることですね。

 

邪魔の無い環境と言われて、「誰もいない静かな部屋」を想像しますが

いつもより集中できる程度くらいでOKだそうです。

 

周りの音よりも、スマホの通知や他人との会話の方が

よっぽど集中力を切らせるので、そこに気をつけたいですね。

 

スマホの通知をオフにするとか、

ノイズキャンセルのイヤホンをつけるとかで対策をとってみてください。

 

「フロー状態=適切なレベル設定」

フロー状態は適切な難易度で入ることができます。

 

つまり、仕事に対して、自分に合ったレベルに設定し続けるのが

大切になってきます。

仕事は慣れるまでが大変ですが、1度慣れてしまえば、

そのあとはむずかしいことは少なくなってきがちです。

そこで、やめてしまうのが大半の人なので

常に難易度をちょいむずかしめに設定するために

9つの条件を使ってみてください。

 

仕事をゲーム化するゲーミフィケーション12.影響(行動の影響を考える)

「機会損失」

「これをやらなかったら、なにを失うのか?」

これを考えるのがいいそうです。

 

人間は得ることより、実は失うことの方が嫌がる傾向があります。

 

「これをやったら、10万円もらえる」より

「これを”やらなかったら”10万円損する」の方がやる気になりますよね。

 

【13サンクコスト(注ぎ込んだコストを可視化する)】

その仕事に注ぎ込んだ努力、感情、お金、時間などを

見えるように記録すると、あとで見返したときにモチベにつながります。

 

ゲームでも、プレイ時間を見返したときに

なんとなく、達成感をもったことはあると思います。

 

仕事でも、かけた時間だったり努力だったりは結構重要で、

「ここまでがんばったから、いま諦めるのはもったいない」

こんな感じにモチベアップにつながるので、

 

作業時間だったりを記録しておくのは効果ありですね。

 

「サンクコスト→コスト圧縮」

サンクコストで達成感を感じれるようになったら、

次は、コスト圧縮に目を向けていきましょう。

 

コスト圧縮とは、自分が減らしたコストを記録することです。

 

能力が上がってきて、仕事につらさが無くなると、

次は「飽き」がやってきます。

 

それを防ぐためにコスト圧縮の考え方はかなり使えます。

 

前回のデッドラインボーナスにも似ていますが、

 

最小の時間で最大の成果を出すための行動は

ゲーミフィケーションの中で1番集中効果が高いです。

 

最初のツラい時期はサンクコストでモチベを上げて、

慣れてきたらコスト圧縮で効率化にシフトしていったら完璧です。

 

 

【13のゲーミフィケーション・まずは3つから実践】

13種類のゲーミフィケーションの基本を紹介しました。

まずは最低でも3つ実践してみましょう

 

いける人は5つくらいを日常に入れればいいですね。

 

13すべて入れれたらもう最強です。(笑)

 

慣れていくうちにちょっとずつ増やしていく感じでOKです。

 

注意点はゲーミフィケーションは楽しみながらやること。

まじめにやる必要はありません。

 

ゲームは楽しいからやりますよね?

 

仕事も同じです。仕事を楽しみながらやるテクニックがゲーミフィケーションです。

 

「人生はゲームオーバーが無いゲーム」

人生はゲームオーバーが無いゲームなので、

新しいことに挑戦しないのはもったいないと思います。

 

なぜなら、好きなことで生きやすい時代になったからです。

 

Youtubeとかを観ていたらわかる通り、

好きなことで生きていく人っていまやかなりいますよね。

 

僕の周りでも、Youtubeで食べている人や

本当に好きなことで食べている人も多いです。

 

僕も、このブログも好きでやっているし

仕事もゲーム感覚で好きなことをやっています。

 

とはいえ、

「好きなことで生きていくなんてむずかしそう、、、」

「やりたいことが見つからない、、、」

 

こんな人もいると思います。

その気持ち、分かります。

 

僕も、就活の始めは大企業やそこそこの中小企業に受けて

内定をもらって安心してました。

 

ですが、人生がゲームだと思ってから

周りの目とかは気にならなくなりました。

 

せっかく日本人として生まれたなら、

その時点でかなり有利なポジションなので、

ゲームのように挑戦してみるのもいいかなと思います。

 

「死ぬこと以外、かすり傷」という言葉の通り、

日本だと失敗しても死ぬことは無いので、

ゲーム感覚でチャレンジしたら冗談抜きで人生変わります。

 

 

という、偉そうなことを言いつつ、

僕はとりあえず人生というゲーム攻略を続けます。

 

では。

 

 

 

 




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